評価対象が、収益の獲得やコスト削減等を通じて生み出す将来キャッシュフローを基礎として価値を評価する方法です。事業化されている技術に係る特許権や、将来の事業計画を合理的に検討できる案件で利用されます。
DCF法
対象特許権に帰属する将来キャッシュフローを算定し、事業や知的財産権に関するリスクを反映した割引率で現在価値へ換算します。ロイヤルティ免除法や利益差分法・利益分割法等により検討した将来の経済的便益を現在価値へ換算する際にも、DCF法の考え方を用います。
ロイヤルティ免除法
対象となる特許権、商標権等を自社で保有していなければ、第三者へ支払うと想定されるロイヤルティを基礎として価値を評価します。想定売上、ロイヤルティ料率、税率、評価期間、割引率等を検討します。
利益差分法・利益分割法
対象となる知的財産・知的財産権を利用する場合と利用しない場合の利益差や、事業全体の利益から評価対象に帰属する部分を検討する方法です。代替技術や、知的財産・知的財産権以外の事業資産の貢献も確認します。